入札総研概要

Overview

入札総研概要

■入札総合研究所創設にあたって

私たちの国は、国家予算で運営されています。
毎年、日本全体で26兆円(令和2年度)のお金が入札という形で仕事として出され、私たちの日本社会が出来上がっていきます。
最近では、「官公需」という言葉がよく使われますが、ここ10年以上、国や町の仕事は、増え続けています。

「入札」ときくと、縁遠い感覚を持つ方がまだまだ多いのですが、実は、「入札」こそは、国家の全てであり、国家の営みそのものであり、日本の未来像そのものだと言えます。
しかし、「入札」に関しては、談合など、まだまだグレーな側面も指摘されたり、合理的な取引きになっていないという批判も沢山あります。

より良い日本を作っていくために、この「入札」を、より科学的に、より合理的に捉えていくべきだと考え、ここに「入札」に関する調査、研究、分析を行う「入札総合研究所」を設立するに至りました。
私たちは、過去16年間に及ぶ、2300万件の「入落札データ」を使って、様々な研究、分析を行ったり、「入札」に関しての啓蒙活動などを精力的に行っていく所存です。

豊かで持続可能な社会を創っていくためにも、多くの皆様のご援助、ご協力を賜れますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

入札総研ミッション

「入札を見える化し、科学する」

複雑な入札制度と官公庁、自治体、独立法人と多種多様な機関により、入札は難解で一般市民や企業にはまだまだ縁遠い存在です。
私たちの暮らす地域の経済、環境を含む地政学的状況は連鎖的な変化をしており、入札は私たちの生活支える根本であり、未来であります。

入札総研のミッションを「入札を見える化し、科学する」としました。
透明性、公開性、平等性を3つの軸に「見える化」を推進し、皆様に適切で正しい情報を提供していきます。

日本初の「入札白書」を刊行しご提供します。
また、2300万件、10年以上の歴史ある入札・落札ビッグデータを活用し、深く調査・分析し過去・現在・未来を様々な視座で見つめ新たな切り口で「科学し」ご提供します。

「見える化+科学する」を前輪、後輪とし、前に進めることで、私たちの標ぼうする日本の姿が見えてくると確信しております。

トップへ