2. 官公庁とオークションサイトの入札の違いについて

「官公庁の入札ってオークションの入札とどういう違いがあるの?」そう思われる方も多いのではないでしょうか。 オークションサイトの入札と官公庁が実施する入札には、以下のような大きな違いがあります。

①官公庁の入札では、低い値段を付けると落札できる (※入札形式によっては違う場合もあります)
②オークションサイトの入札では、高い値段を付けると落札できる

入札というと②のオークションサイトでの入札が頭に浮かび、高い値段を 付けると落札できるというイメージが強く感じられてしまうと思います。
オークションサイトへの相談のつもりで連絡をしてきた方に「相手より安い値段を付けると落札できる」とご説明をすると、 首をかしげるというケースがあったりするのです。

また、②のオークションサイトでは入札価格を何度でも調整できるので、気軽に金額を変えられるのですが、 ①の官公庁の入札では最初に入れた入札価格を変更することはできないので、金額を決めることに緊張感があるという違いもあります。

主な違いまとめ
①官公庁の入札
→低い入札価格を入れると落札(※入札形式によっては違う場合もある) →金額の変更ができない

②オークションサイトでの入札
→高い入札価格を入れると落札 →金額の変更ができる

入札に関しては様々な制度や条件がありますので、それにつきましては別の機会にご説明いたします。